黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

続・阪神電車に乗って・・・

先日阪神電車なんば線に乗って出掛けた。
店の近くのドーム前から乗れて、
かなり便利な事に気付いた。


たまに時間が空く事がある。
そして、その日もポッカリ開いた時間があった。
4時間と少し、
正確には4時間と25分、


と、思ったらホームに向っていた。
前回は「伝法」と言う駅から、
散策を始めたので、


今回はその一つ先の駅で降り立った。
何かの旅番組のようなになって来た・・・


ご利益があるようなその駅の名は
「福駅」なのだが、
なかなかノスタルジックな雰囲気が漂う、


余韻に浸っている暇は無い、
さあ、歩き始めよう!
閑静な住宅地と大型のトラックが走る道路が交差する。

実に大阪らしい、
この花何だったけ?


お酒ばかり覚えて来て、
鳥や花や星の名前が解らない、
世の中とは途轍もなく大きい、
私の町の人達にもそれを気付いて欲しいのだが、
無理だろう・・・

赤い花が言った。


「私を誰やと思ってるねん!」
すいません、知りません・・・


しかし、こういう見知らぬ町に来ても、
何も困らない、
何故ならスマホがある。
瞬時で自分がどこに居るのか確認出来る。


そのスマホの空撮写真で、
池のような公園を見つけた。
何だろうこれは?


で、その池のある公園のような所へ、
そこに現れた第一の難関、
これ、何だ?

その前にこれ何て読むか解りますか?

「判官松伝承地」
教えてしんぜよう、
(ほうがんまつでんしょうち)
と、言うのだ。
大阪都構想」の方が読みやすいのだが、


私も調べて解ったのだが、
して、これは何なのか?
多分、当店では何でも知ってる男、
バタヤン氏ぐらいだろう、
解説出来るのは、


いつもの如く、
頭が高い!
面倒臭いので大阪市の資料を貼り付けよう、


源平合戦の文治(ぶんじ)元年(1185)
屋島へ向けて暴風の中を船出した源義経は、
波浪のため当地へ押し流されたという。
そこで、当地の住吉大明神に海上平安を祈願したところ、
嵐もやみ無事渡航に成功、
平氏を討つことができた。
その時記念に植えたと伝えられる松が、
明治10年落雷で焼矢するまで繁茂していた。
その伝承地である。


大型のトラックが轟音で横を走り抜ける。
工場地帯の片隅にあった石碑にも、
これだけの歴史がある事に、
言葉に出来ぬ感慨を感じた。
陽が照り付ける。
初夏の一時だった。


      つづく・・・
あの池は何だろう?


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