阪神電車に乗って散策に出た。
「伝法」（でんぽう）と言う駅で降り立ち、
一つ前の駅「千鳥橋」（ちどりばし）を目指し、
歩き出した。
すると、大きな鳥居が目に入った。
かなり立派な鳥居だ。
この神社名を
「鴉宮」（からすみや）と言うらしい、
鴉・・・「八咫烏」なのか？
社務所の中には、
ご存知Ｊリーグの守護神三本足の烏、
しかし、「八咫烏」とは、
日本神話において神武東征の際、
高皇産霊尊によって神武天皇のもとに遣わされ、
熊野国から大和国への道案内をしたとされるカラス（烏）
の事なので、この神社は熊野に関わりがあり、
その信仰が波及したものなのか？
確か奈良に「八咫烏神社」と言うのがあったと思うが、
その関係なのか？
いつも、何事もすぐには記事にしない、
その最大の理由は、私の無知故に何事も調べるのに時間が掛かる。
そして、今回も「神よ私を私を許したまえ、
今回も又悔い改めよう・・・」
頭が高い！
この下町の片隅にポツリとあった。
「鴉宮」神社、
私は「八咫烏」の信仰の支社のように思ったが、
ＮＯ！
時は文禄元年（1592年）2月
訪れたのはあの天下人「豊臣秀吉」
その秀吉が旅の無事を祈った。
すると、社殿奥の森より三足の鴉が現れて、ええっー！
数々の瑞兆（ずいちょう）吉事を示したという。
平穏に帰国を果たした秀吉は感激し、
当社に「鴉宮」の名を贈ったと・・・
三本足のカラス・・・
紛れも無い「八咫烏」では無いのか、
失礼致しました。
ここに居られたのか、
して、天下人から名を贈られていたとは、
驚いた・・・
しかしこの神社、元々は村と港の繁栄を祈念し建てられているので、
手を合わせようと正面に行くと、
木造船の先端が本殿から出ていて驚いて、
写真を撮るのを忘れた・・・
天皇皇后両陛下も訪れているようだ。
凄い歴史のある神社なのだ。
今年８００年なのか・・・
恐れ入りました・・・
しかし神社の隣の古ぼけた看板が気になったのも確かだ。
同年代なら解るだろう、深夜のラジオから、
「テクニ〜クス〜」
では千鳥橋へ
つづく・・・
ダントツ１位を目指しております。
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