私は30歳を過ぎて、
自分で店を出した。
当時、破格の家賃、子供達も小さく養育費も掛かる。
それに従業員の給料、
先日、その頃に働いていた従業員で今は独立して、
福山でBARを経営している。
そのトクちゃんから深夜に電話があった。
自分で店をして解ったと、
あなたは、よくあれだけの事が出来ましたねと、
笑止!
それだけでは無い、
次々訪れる売れない芸人達、
それだけでは無い、
色んなクリエターの卵、
売れないミュージシャン、
書き出したらキリが無いが、
そういう者達からはお金も貰わず、
酒を飲ませ、飯を食わせ、
どれだけお金を使ったか、
しかし、私は私の出来る事をしたまで、
今も頑張っている者もいれば、
道半ばで、残念にも、
亡くなった者も、
その世界から離れた者も、
そして昨今の不景気、
潮が引くようにそういう人達は現れなくなった。
私の子供達もそういう浪費が無ければ、
毎年、いや毎月、東京ディズニーランドに行けただろう、
が、子供達が小さな時だ。
ローカルな遊園地で十分だっただろうと、
楽しさは変わらない、
自分自身も戒めとして毎晩、
一滴のアルコールも飲まず、
毎週、日曜日にはそういう場所に連れて行った。
のだが、長女の挙式で、
「うちは貧乏でした」と言われた。
そういう風にした事に心当たりのある方は?
まあ、別にどうでもいいが・・・
自分が儲けたなら、
それを棺桶に入れれない、
若い人達を応援すべきだと私は思う、
FBやラインのタイムラインには、
こんな物食べました!
こんな車買いました!
こんな犬買いました!
だから、車や犬を自分の棺桶に入れれない・・・
なら、食べれず頑張っている若者を、
少し、ほんの少しでも応援してあげれば良いのでは、
自分の儲けた分の、
その何十分の一かいや、何百分の一かでも、
だからと言って、殆ど返っては来ない、
それは金銭としてだけの野暮な話だ。
そんな中、律儀に私との約束を守り、
闘っている若者がいる。
若きプロレスラー、
タダスケ!
行け!タダスケ!
もう一つタダスケ!
気付きましたか?
彼の右胸、
当店「BARin」のロゴが光っている。
私とのささやかな約束を守り、
日夜リングに上がる若きプロレスラー、
ありがとう!タダスケ!
もう十二分に君からは頂いている。
そして、これからも頑張れ!
タダスケ!
タダスケに感謝!
ダーッッッ!
*FBより画像を引用しましたが、
タダスケ選手より使用許可を頂いております。
ご了承のほどよろしくお願いします。
私にお金は入りませんが、
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