黄昏ウイスキー 

大阪は京セラドーム前の小さなジガーBAR「BARin」の日記 

みなさん、さようなら・・・

当店常連氏、
一度も本気を出したことの無い男、
K太氏より、
「俺はまだ本気出してないだけ」
と、言う映画を勧めらた。
堤真一」氏主演のコメディー映画、
1970年代の、赤塚富士夫氏のナンセンスギャグの
香り漂う面白い映画だったが、


その中で好演の光る方が、
現在のNHK大河ドラマでも、
実に良い役どころを演じる。
濱田岳」さん、



私が彼を初めて観たのは、
2006年、
キャッチ ア ウェーブ」と言うサァーフィンの映画だった。

彼は見るからに頼りがいがなさそうに見えるが、
実は頼りになる。


そんな役が多いような印象が私にはある。
その彼が主人公を演じる映画を数日前に見た。

「みなさん、さようなら」

高度成長期の団地を舞台にした映画なのだが、
私は今「団地ともお」と言うアニメにもはまっている事もあり、
以前から気になっていた映画だった。


主人公の設定が私と同世代、
ある事情で団地の中から、
出られなくなった青年のお話、
少し大きな枠の引きこもりなのだが、


ストーリーには触れず、
一点、心を打ったのは、
その青年に一陣の光を灯す男がいる。


空手バカ一代

空手家 故「大山倍達」氏
氏に憧れ日々体を鍛える。
濱田岳」さん演じる。
「渡会悟」青年、

この「サトル」にも妙に引っかかるものがある。
この舞台の年代ぐらいに連載させていた。
日本アニメ不朽の名作、
「さいとうたかお」氏の
「サバイバル」その主人公も「サトル」なのだが、


団地の中だけで生きている。
ある意味これも「サバイバル」と言えるだろう、
話を戻すが、
故「大山倍達」氏、
氏に憧れ二本指で腕立てをする。


確かに私も何度もやった。
今でもそのお陰で人差し指の第二関節が、
反対側に極端に曲がる。
割れもしないビール瓶にチョップを何度も
食らわし、手が紫色になった事もある。


そして「渡会悟」青年が絶体絶命のピンチの時、
大山倍達」に祈る。
力を貸して下さいと、
ん〜、思い出せないのだが、
私も何かの時、大山先生に祈った事がある。


共感した・・・

大山倍達」色々とあるかも知れないが、
幼き日の私に希望や憧れを与えた事は確か、
それだけでも私は賞賛し、礼を述べる。


劇中何度も登場する氏の名言、
確か劇中「正義無き力は暴力・・」となっていたが、
正確には「正義なき力は無能なり。力なき正義も無能なり」


私が好きな氏の言葉は、
「実践なくんば証明されず。証明なくんば信用されず。
信用なくんば尊敬されない」


凄い事を思い出させてくれた映画だった。
「みなさん、さようなら」

http://minasan-movie.com/