黄昏ウイスキー 

大阪は京セラドーム前の小さなジガーBAR「BARin」の日記 

ワールドカップで思い出す・・・ 2

何といっても、
ボスニア・ヘルツェゴビナ

元日本代表監督、
そうオシムの国、
「フィールドの向こうに人生が見える」
内戦の傷跡が残るボスニア
3つの民族の対立をオシムが一つにし、
フィールドでは、
その選手達が活き活きと活躍していた。


又、10数年前の記憶が閃光のようによぎった。
色々調べたのだが、
詳しい事は解らなかった。


多分で申し訳ない、
TVの特番だった。
確かあれはアトランタオリンピック
男子マラソン、
一人の若者が体調不良、
それでも彼は走り続けた。


正確には走れなかった。
歩き続けていた。
既にレースは終わっていた。
関係者に何度も説得されるが、
彼は歩みを止めなかった。


やっと辿り着いた会場、
トラックの中では、
音楽隊が閉会式の演奏をリハーサルしていた。


そこをフラフラになりながら、
彼は歩き続けた。
その事を知った音楽隊が、
リハーサルを中断、
何と彼の為に応援歌を演奏し出した。


流石に涙が流れた事を覚えている。
そして彼はゴールした。
記録にも残らないゴールだった。
しかし記憶には残った。


何故、そこまでして・・・


彼は言った。
私の国は内戦が続いていて、
子供達も困窮しながらも、
必死で生きている。


私が走り続ける事で、
その事を一人でも多くの人に知って頂きたかったと、
いつ意識を失ってもいい状態で、
彼はゴールを目指した。


どの国の選手だったか、
名前は何だったか、
今は解らないが、
大きな、大きな勇気を貰った事は確かだ。


最後は今回のブラジル大会、
日本代表の皆さんお疲れ様でした。
さあ!次の4年後を目指して頑張ろう!