便利な世の中になったが、
なんか、それでいいのだろうか、
とも思う、
スマホのアプリに翻訳機があった。
しかも無料の、
そこでダウンロードした。
と、なると使いたくなった。
しかし何故、そんなものをダウンロードしたか、
少し前昼に一人で食事に行った時、
目の前で車が止まり、
青年が降りて来た。
手に本を持っていて、
しきりに頭を下げる。
何だろうと、
その本を見ると、
彼が指差した。
ん?
えええっ!
その場所は全くの逆の方向にある。
アウトレット、
電車や地下鉄で行くなら説明も出来るが、
車ではどう言っていいのやら、
しかも、日本語も英語も全く出来ないようだ。
中国の方か、韓国の方か、
いや、違うような・・・
しかしかなり道に迷ったのか、
疲れた表情、
しかし無謀だ・・・
とりあえず、逆で遠い事は伝えた。
それで、
翻訳機、あらゆる国に対応出来る。
で、数日前、
ドラえもんのポケットから取り出す事になった。
別に英語なら出さなくても注文を取り、
出すぐらいの事は出来るのだが、
かなり遅い時間だった。
外国の美しい女性がお二人、
で、翻訳機!
「何をお飲みになりますか?」と入力し、
スマホを見せると、
「キャハハハハ!」
「私達は英語の先生です。日本語話せますよ!まいど!」
「・・・・・・」
まあ、ウケたからいいか・・・