海を見つめて涙を流す母親の写真が、
韓国の新聞の一面に出ていた。
書きたくもなかったが、
苛立ちも隠せない、
韓国船の沈没事故、
海難事故の恐ろしさをさらけ出した。
一体何をしているのだ。
本当なのかと疑う事ばかりが露呈してくる。
しかも次々と、
反日、反日と言うが、
そういう問題では無いだろう、
隣国の悲劇に対し、
救いの手を出しているのに、
何故断るのだ。
プライド?
意味がわからない、
日本の海自が出動したからと言って、
何人助けたか、いや規模が大きく助けられなかったかも、
それはやってみないと解らない、
海自の方々も残念だっただろう、
日本人も韓国人も関係ない、
目の前に助けを求める人が居るなら、
助けたかっただろう、
何より未来ある多くの若者が、
海の中に居るのだ。
その事に対しては、
私も心が痛む、
親友を海難事故で亡くした経験を持つ私には、
あの海を見つめる気持ちは少しは解るつもりだ。
何も出来ない苛立たしさを・・・
生徒を引率した教師が自殺した。
追い詰められた気持ちは解るが、
辛くても生きる道を選んで欲しかった。
食堂の女性が生徒を励まし、
救命胴衣をかき集めたと、
こういう方も居るのに、
何故船長は逃げたのか、
全く解らない、
やっと日本の支援を受け入れたようだが、
それは船を設計した関係者、
国家のプライドで若者を犠牲にするなど、
もう言葉も無い・・・