モルトの棚を整理した。
沢山ありそうで、
よく見るとそうでもない、
しかし、この棚・・・
全てのお酒に値札が・・・
何とも言えない光景なのだが、
この町でこういうお酒を扱う以上、
こうしなければ、
が、こうしたところで、
何度言われた事か、
「こんなん一本も飲まれへんわ!」
「なんで一本で売るねん!」
いやいやその値札は一杯の値段だ・・・
この町では安い物が善で、
高い物は悪なのだ。
しかし、「アードベック」の限定品を一本、
2000円で買えたら、
私は何も苦労しない、
しかしこういう事を言う人が、
一人や二人では無く、
何十人と居たのだが、
他の町の人に話すと、
誰も信じてくれない、
私の方が嘘つき扱いされる。
私も最初は冗談かと思っていたが、
悲しい事に本気だった。
では何故そんな事になるのか、
それはこの町でしか飲まないと言う方が多く、
こういうお酒を扱う店が、
今まで無かったのが原因だろう、
そう考えると本当に難しい場所で、難しい事をしていると、
改めて思う、
なので、値札を付けてもあまり意味も無いのだが、
まあ、少しでもトラブルを避ける為のささやかな抵抗なのだ。
しかし当店は「グレンフィデック12年」や、
「グレンリベット12年」等の
代表銘柄は45ml入れて、
800円なのだが、
全国的に考えれば、
高いか安いかは、
ネットを見ればすぐに解る・・・
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