少し前からよく来るようになった青年、
礼儀正しく、口数も少ない、
少し弱気な感じがするのだが、
営業職だと、
その青年が先日、
「転勤になりまして・・・」と、
わざわざ挨拶に来てくれた。
転勤先は埼玉だと言うが、
本人は全く土地勘も無く、
又、新たな事業に関わる事に、
相当な不安を抱えていた。
しかしいつも受身な低姿勢、
それはそれで良い事なのだが、
もう少し、自分を自分で演出し、
自分を表現する事も大事ではと、
それには色んな事を知らなくては、
引き出しは多い方が良い、
お酒もその一つで、
例えば歴史等も詳しければ、
人と話す時ににも役立つだろう、
幕末は好きな人も多いだろうと、
すると急に気弱そうに見えた青年が、
幕末の志士に変貌した。
いつもの如く幕末の尊敬する3人を尋ねると、
2人はまあいいのだが、
後一人が、まさかの「小栗上野介」
小栗 忠順(おぐり ただまさ)
江戸時代末期の幕臣、勘定奉行、江戸町奉行、外国奉行。
確かに幕末には多大な功績を残しているが、
まあ、この方の名を出す青年がいるとは、
驚いた。
しかも詳しい、聞くと、
「大学で歴史学科でして・・・」
先に言え!
危なく返り討ちに会うところだった。
しかしそれならばもっと話したかった。
又来ますと言っていたが、
何年後だろうか、
それまで店はあるだろうか、
短い付き合いだったが、
是非頑張って欲しいものだ。
私も頑張るから・・・
しかし今年の私に「小栗上野介」は些か禁句だった。
小栗は造船所の建設に携わるのだが、
その時協力したのが「レオン・ロッシュ」
駐日フランス公使、
そう「堺事件」の敵国の親玉・・・
しかしそれも最近覚えた事、
人生は常に勉強なのだ。
いつの日か又飲み語ろう・・・
本日は「竹内ゆうじ」の命日です。
オールドクローを飲める方には、
一杯サービス致します。
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