黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 古酒

最近ネット上に、
70年代や80年代の古酒がよく出ている。
ウイスキーは度数が高いので、
ワイン等と違い管理が難しくは無い、


気を付けるのは、
液高の高さ、アルコールが飛び、
極端に量が減っている場合、
ウイスキーは腐ると言う事は無い、
故に賞味期限が無いのだが、


アルコールが抜け、
気が抜けたようなになる。
又酸化と言う状態もある。
そうなると変な苦味や、酸味が出る。
オークションでは何度かあった。
それはもう商品にならない、
しかしそれはくじ引きのような物で仕方ない、
嫌なら正規販売店で購入すればいいのだが、


逆にこの古酒の中の
ブレンディドウイスキーの年代物に、
すこぶる味がいい物があると言うのだが、
それはブレンド用のモルト
そのモルトの蒸留所が、
閉鎖される事が多々あるのだが、
閉鎖される前のモルトがブレンドされている場合がある。
それで多少なのだが、
味わいの違いが出るのだろう、
故に値段が高騰している物もある。


と、長々と書いたが、
実はこれ、

バランタイン 30年」
実はこれも古酒なのだが、
先日、当店常連氏に一杯頂いた。
香りはしっかりとしていて、
バラン30年の威厳はあるのだが、


一口飲んだ時、
違和感を感じた。
悪い意味では無く、
偽装でも無い、
甘さ、辛さ、苦味、酸味、
全てにバランスが取れた。
流石の逸品なのだが、


記憶の針が合わない、
何度か飲んでいるのだが、
最後は確か、
2005年か6年か、
その時の味が正午丁度を指すとしたら、

これは11時55分・・・
何かが違うような、
舌の上に残る後味が、
何だろうこれ??
ローランドモルトのような・・・


と、言っても解る訳が無いのだが、
これが解かれば、
何者かに狙われそうな・・・
が、やはりこの秋の夜長に、
お薦めにウイスキーと言えば、
間違いなくこれだ!


間違えた・・・
これだ!

ストレートがあなたにぬくもりを与えてくれる。


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