黄昏ウイスキー 

大阪は京セラドーム前の大人の小さなBAR「BARin」の日記 

ハイランドパークに魅せられて・・・

毎年、毎年、
次々と出てくるシングルモルトウイスキーの、
新作アイテム、
その中でも数本、印象に残る逸品がある。


しかし、そういうアイテムは暫くすると、
終売や限定品等の理由で、
金額が高騰する。
前回に設定した値段より、
やはり高くなる。


「アードベック1975」や「1977」も、
今や、買えない・・・
花と動物の「ローズバンク」「アバフェルディー」
もう一度飲んでみたい、
「カリラ18年」も、手には入るが、
お高くなった。


そんな時、「あれはもう入れないのですか?」
と、当店常連氏のアキラ君がポツリと・・・
あれか・・・


どうなんだろうか、
と、調べると、
まだそう高くもなっていない、


と、月日は流れ・・・
先日、週末しか来ないアキラ君が、
珍しく水曜日に、
しかも、えらく早い時間、
「今日は早いね」と、


と、続けて人影が、
配達の方だった。
ん?その荷物は・・・





何たる偶然、まるでコントのように、
アキラ君と続けて入って来た。
伝説の雷神 世界23,000本限定、


「ハイランドパーク ソー」

再降臨!

で、少々気まずいが、
「飲みます」と言うので、
グラスに・・・


しかし、拘りのウイスキー「ハイランドパーク」
スコットランドにして、スコットランドにあらず、
北欧とスコットランドの文化が交差する。
オークニー諸島
そこで造られる拘りのウイスキー「ハイランドパーク」
まずは、「フロアモルティング」
そして「アロマティクピート」
これは北緯59度では樹木が育たなく、


低木のブライア(ヘザー)のピート、
木片が無いと言う事らしい、
そのピートが後、350年分程眠っているとの事、
このピートのお陰で優しい薫香になる。


そして「クールマチュレーション」
夏は12度、冬は下がっても2度、
その涼しい環境の中で、ウイスキーは眠り続ける。


シェリー樽に関しては、
ファーストフィルのスパニッシュオーク、
セカンドフィルにアメリカンオーク、


一般の方、興味の無い方は全く解らないでしょう、
車の話しなら、DOHC、ツインカム、
シーケンシャルツインターボ等のような事を語っています。
もう少しお付き合いを・・・

世界が美味しいと認める為の、
カスクハーモナイゼーション」


12年なら50〜60樽、
18年なら25〜30樽をブレンド
その大役を務めるのがブレンダーの、
「マックス・マクファーレン」氏
加水し46%に、それを又樽に詰め最低半年間、
そのマリッジしたものを、再び加水、
43%に、


して「ハイランドパーク・ソー」なのだが、
このアイテムに関しては、バーボン樽は使用されていないはずなのだが、
香りの変化の過程で、まずはアルコールの強さ、シェリーの甘味、
そして爽やかな潮風、最後の薫香の一つ前に、
チャーされたオーク樽の香り、
バーボン樽のような香りを若干感じるのだが、
私だけだろうか・・・


まあ、丁寧に、丹念に造られたウイスキーだ。
何故そこまで手間を掛けるかって・・・


それはあなたに飲んで貰う為でしょう・・・



★今週6月8日(土)は「町歩きの会」の予約が入っていますので、
通常営業は9時からとさせて頂きます。

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