この物語をご存知だろうか？
これは「ウルトラセブン」第８話
「狙われた町」
実相寺昭雄監督、
金城哲夫脚本の名作、
夕日の中を闘う、
ウルトラセブンが美しい、
この前、同世代の方が来られ、
「ウルトラＱ］の話題に、
大変盛り上がった。
そこで「ウルトラセブン」のＤＶＤを購入、
観ていたのだが、
やはりこの「狙われた町」は印象が強い、
何故なら、敵の宇宙人「メトロン星人」とちゃぶ台を挟み、
「ウルトラセブン」「モロボシ ダン」が会話する。
いや、この演出には驚いた。
そこで「メトロン星人」の侵略計画は、
人間同士の信頼関係を、
無くす為に、
タバコの自動販売機に、
「宇宙ヤシ」という成分を含ませた。
タバコを販売する。
するとそのタバコを吸った人間が、
狂乱、自分の意思では無く、
狂ったように暴れ出す。
こ、これって・・・
「脱法ハーブ」・・・
昨今、問題になっている「脱法ハーブ」にそっくりではないか、
観ていてそう感じた。
そしてこの物語の最後のナレーションが、
実に心に残る。
「メトロン星人の地球侵略計画はこうして終わったのです。
人間同士の信頼感を利用するとは恐るべき宇宙人です。
でもご安心下さい、このお話は遠い遠い未来の物語なのです…。
え、何故ですって？…我々人類は今、
宇宙人に狙われるほど、お互いを信頼してはいませんから…」（浦野光）
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