先日、早い時間、親戚の子が来た。
少し前まで、泣いてばかりいた。幼かった子が、
立派に働いている。
と、その時、娘が来た。
この子も、少し前まで、
泣いてばかりいた。
その間を割り込んで、
映画好きのMトウさんが来た。
この方、前半来る時と、後半来る時は人格が違う、
ので、前半は、Mトウさん、
後半は、グレートMトウと、名前を変えている。
後半は、何軒もはしごした後なので、
酩酊状態なのだが、
自分で危険を感じると、
四つん這いで帰る。
心配で、店を出て、その様子を見ていたら、
懐かしいフランス映画のラストシーンのようだった。
四つん這いで遠ざかるMトウさん、
「fin」・・・
そして、皆帰った時、
懐かしいお客さんが、
その人が、初めてのお客さんを連れ、
ん?その男性を見た時に、何かを感じた。
知り合いか?前に来たのか?
気のせいか、と、カクテルを作る。
ゆっくりした時間が流れた。
こういう日は「トム・ウェイツ」がよく馴染む、
暫くすると、その男性が、
私の顔をじっと見て、
「坂本君?」
と、言った。
ん?
「この名前に聞き覚えが無い?」
と、男性は自分の名を告げた。
聞き覚えがある・・・
中学校・・・
驚いた。中学校の同級生、
30数年振りだ。
いや、懐かしい、
が、あまりに記憶が古過ぎて、
すぐに思い出せない、
確か、修学旅行で同じ部屋だった。
と、盛り上がる中、
ふらっと入って来た男性、
ん?
懐かしい、10年ぶりぐらいに来られた。
昔のお客さん、
すると、テーブルにこれまた懐かしいお客さんが、
なんという懐かしい夜なんだ。
こういう日は、この仕事に心から感謝出来る。
皆さん、又、来て下さい、
そして、私は元気が無いのでは無く、
長い時間の流れの中で、
少し老いただけです・・・
雨ですが、さんま焼いてます!
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