黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

兄貴とのお別れ・・・

昨夜、親愛なる兄貴「桑名正博」に、
別れを告げに車を走らせる・・・
頭には、答えの出ない不可解な数式のようなものが浮かぶ、


到着し、会場に、驚いて足が止まった。
流石に兄貴、会場には人が溢れ、
表も人だらけ、何十人もの、報道陣が一列に並び、
ファンの方達も、大勢駆けつけている。


そして、多くの芸能人の方達も、
私は、会場の片隅に座らせて戴いた。


早く到着したので、眠る兄貴の顔を見せて戴いた。
まるで、生きているようだ。


それが、頭から離れない、
涙が、涙が止まらない、


そして、懐かしい人達にも、
沢山会えた。
皆、泣いていた。


何気なく私の店で飲んで、
笑って、怒って、歌っていた兄貴、
こんなに凄い人だったんだ。


こんなに多くの人達が泣いている。
ここでも、あそこでも、


そして、葬儀場に向かう時、
一軒の焼肉屋さんが、
昔、兄貴に連れて行って貰った店、


偶然にもその店の前の信号で止まった。
その頃、兄貴は丁度、今の私と同じ歳、
まさか、あの時、こんな別れが来るとは、
思わなかった。


しかし、一体どれだけの肉を食べらせて、
戴いたか、いつも焼肉かステーキ、
何故、私に・・・


お世話になりっぱなし、何か一つでも、
一度でも、お返しがしたかったのに、


通夜の後、ライブがあるとの事だったが、
座れない人達も沢山居るので、
私は、お焼香が済んだら、席を立った。
私ごときが、長居をするのは、失礼だ。
と、店に・・・


一人考え込んでいた。
こんな仕事をしているから、
こんな辛い目に合う事も多くなる。
もう、辞めたい、辞めよう・・・


と、そんな時、電話が、
先日、訪れてくれた。
ブログ仲間の、
「moozy」さんだった。


又、新しい記事を書いてくれたと、
そこには、こんな綺麗な写真と共に、

バーテンダーとしての私を称える言葉が、


バーテンダー
http://d.hatena.ne.jp/moozy/20121030/1351523236
ありがとうございます。
誰かが、どこかでこんな私でも、
支えてくれているのだ。
又、救われた思いがした。


深夜、誰も居ない店で、私の友人達に、
スマホで撮った。
兄貴の遺影の画像を次々に送った。
忘れて欲しくない、
偉大な兄貴の事を、


本当にありがとうございました。
安らかにお眠り下さい。
私の憧れ、親愛なる兄貴へ・・・


疲れました・・・
今日は休もうかな、
兄貴に怒られるかな・・・