長くなってしまいまして、
どうもすいません。
それほど悪夢だったのか、
「椎間板ヘルニア」
私は一人、カレーを食べ、
手術の時間を待った。
待つための病室に案内されると、
そこには6人程の男性が、
私はどうも、一番最後のようだ。
最初の患者さんが運ばれて行った。
30分程で帰って来た。
感想が、
「あっと言う間でした。何も感じませんよ」
おおーっ!本と一緒だ。
今度は次の患者さんが、
帰って来た。
顔が真っ青だ。
感想が、
「死ぬかと思った・・・」
ええーっ!
どうも、神経の当たり具合で、痛みが違うようだ。
次の人はセーフ、
その次の人はアウト!
私はどうなるのだ・・・
砂漠で迷った旅人のように、
口の中がカラカラに乾いて来た。
私の番が来た。
手術室、
な、何だここは?
宇宙戦艦「ヤマト」のコックピットのような部屋、
沢山の人がいる。
そこに古代進が座るような席に女の人が座っている。
そして、「エネルギー充填完了」のような事を言った。
驚くのはまだ早い、2階に黒人の白衣を来た。
外国の先生が数人、
手術台の周りも、先生だらけ、
皆、見学に来ているようだ。
そして、現れたのが、
和田勉・・・
えええーっ、和田勉はここの院長だったのだ。
白衣のボタン止めろよ、
と、思ったが、有無も言わさず、
局部麻酔を打ち、
なんか長い針金のような物を腰に、
それが、頭の所にあるTVのようなもので、
入っていく画像が見える。
「我慢できない時は言いなさい」
と、和田勉が言った。
「よし!」と言う和田勉
古代進が「発射!」
次の瞬間、意味の解らない激痛が頭の先に突き抜けた。
そして焦げ臭い匂いが、
涙、鼻水、よだれが同時に流れた。
「む、無理です!!」
と、叫んだ。
和田勉が信じられない言葉を、
「我慢せえ!!」
う、嘘〜・・・・
が、本当に瞬間で終わった。
いや、あれが続いたら、絶命しただろう・・・
少し休み帰る事に、
本当の話だが、
痛みをあまり感じない、
帰り道、うどん屋を発見、
無性に食べたくて入った。
あれ?確かに左足は痺れてはいるが、
普通に歩いている。
立つこともままら無かった私が、
私の2年間は何だったんだ・・・・
帰り道、青空が一層輝いて見えたのは、
言うまでも無い・・・・
完
私がここで紹介した病院は、現在では名前が変わっております。
そして、私を治療した院長は、現在、東京は銀座で開業しております。
レーザー治療は私の場合は助かりましたが、
全ての方が治るものではありません。
ご忠告までに、
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