黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

老舗のBAR

えべっさんの帰り、
ホルモンで一杯、
その店、普段は駐車場、
そこら辺に、車輪止めが、
その店に、恐ろしいぐらいの好青年が・・・
動きを見ていた。接客、配膳、


いい、実にいい・・・
生まれて初めて、本気でスカウトした。
うちの店に来ないかと、名刺を渡した。
これは、水商売のタブーなのだが、
まあ、臨時の店だからいいかと、
いや、駄目だろう・・・反省、


それが悪かった。
調子に乗った。
次は立ち飲み屋さん、
こんな事が書いてあった。

大阪はミナミの「赤垣屋」さん、



そして、関西のBAR業界の重鎮、
小野寺氏の「BARウィスキー」さんへ
何度行っても、緊張する。
眼光だけは、全く衰えていない、
昔は、話す事も出来なかった。


その小野寺氏が、
全神経を集中させて作くられた。
「ウィスキー フロート」

水の上にウィスキーを浮かべている。
これは、水と、ウィスキーの比重の違いでこうなる。
簡単そうに見えて、意外と難しい、
カクテルなのだが、厳密には、スタイルの名前だ。
水割りと同じく、何々をフロートして下さい、
と、注文する。
そしてこれは、当店の常連氏と偶然お会いして、
新年の挨拶ですと、
一杯ご馳走になった。


そしてその方と一緒に同じビルの上の階の
「BAR村岡」さんへ
この店も大阪の老舗、誰もが知っている名店で修行された方だ。
ガラッと雰囲気が変わる。
この店はアットホームで、ほのぼのとする。
マスター、こんな人、

そして奥様

お二人共、上品で、丁寧な接客、
実に勉強になる。
奥様の作られた。
サンドイッチ

何故こんなに美味しいのか・・・解らん・・・



緊張するBAR、ほのぼのするBAR、
どちらもいい、BARって面白い、
そしてこれが、小野寺氏とご自慢のハーレー!!

これ、最近の写真、
確か、70歳ぐらいなのだが・・・
凄い・・・
してこのハーレー、解る人には解るのだが、
ジョッキーシフトだ。


どちらの店も、やっと入れた程の超満席・・・
絡むような客も居ない、
気持ちよく飲める。
絡むとは、本当に最低の行為だとよく解る。
古い店だが、どちらも掃除が行き届いていた。
ん〜、そういう事だ。
己の未熟さを痛感した。


老舗のBARでは、帽子、サングラス、ガムは駄目です。
ご注意を・・・