黄昏ウイスキー 

大阪は京セラドーム前の大人の小さなBAR「BARin」の日記 

時を越えたブランデー いざ!開封へ・・・

遥か時を越え、私の元に現れた一本のブランデー・・・


1906・・
「石畳の上に財布を落とした。老紳士
その財布を奪い逃げ去る。一人の青年、
その時、老紳士の横を疾風の如く、
黒い影が、そして老紳士は祈った。
暫らくすると、黒い影が老紳士の元に、
よく見えない目を凝らす、老紳士、
近づいて来たのは、がっちりした体格の青年だった。
老紳士は、ハッとなった。その姿、形に・・
青年は、何も言わず、財布を老紳士に差し出した。
よく見ると服は破れ、額から少し血が出ていた。
激しく格闘したようだ。


その姿を見た老紳士は、思わず嗚咽が漏れ、
いきなり青年に抱き付き、おいおいと泣いた。
「だ、大丈夫ですか・・・」
少し片言の言葉を話すその青年、
よく見ると、東洋人のようだ。
「ありがとう、ありがとう」
老紳士はそれしか言えなかった。
その青年の身長、体格、それは数年前に亡くなった。
老紳士の一人息子を思い出させたのだ。
息子が、息子が、助けてくれたのだ。
老紳士には、そう思わずにはいられなかった・・・・」


ん〜、これ以上書くと、ボロが出そうだ・・・
では、本題に、
まずは、爺様のブランデー「プリンス」

もう一つは「モンテスキュー
そして、ブランデーなのだが、
飲む時にはこうする

これは、火を付けてブランデーグラスを温める。
そしてグラスの足を、ゆっくりと回す。
そして、注ぐ、
こうすると、香りが立つ、


「プリンス」を飲んでみた。
なかなかの香りだ。
ん〜・・味が広がる。
何とも言えない臨場感だ。
これは、悪く無い、実にいい香りだ。


そして、これだ!ん〜緊張が走る・・・

パラフィルムを剥がす。

ロウ付けの状態が悪い・・・しかしこれは未開封を意味する。


そして、ロウを軽く叩き、取り去る。

現れたコルクに、ソムリエナイフを刺す。

ここが、一番緊張する。
あくまで、ゆっくり・・・

ほぼ、コルクが出た。しかし、このコルク、長い・・
もう大丈夫だろう、
さあ!飲もう!!

だ、大丈夫か・・・??
恐る恐る、顔を近づけた。

ん〜、ん・・・、ん、


凄い香りだ・・・これは生きている。
何とも言えない・・・
しかし、やはり、味は少しばやけているようだ。
仕方ない、100年以上過ぎているのだ・・・

ん??、早い、凄い早さだ。
何が? 香りだ。香りが凄い速さで、変化して行く・・・
酒は空気に触れると、香りが変化するのだが、
その、速さが、尋常では無い、
この香りをお届け出来ないのが、残念だ・・・
これだけでも、楽しめる。


しかし、皆様、100年以上経った液体が、
飲めるとは、お酒って凄いですね〜
そう思いませんか???


しかし、誕生日、来たのは男性ばかりだった・・・・
そういう趣味は私には無いのに・・・・
が、ありがとうございました!!
そして沢山のコメントありがとうございました!!