黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

ラム酒

昨日書いた「剣道」の記事、

コメントを戴いたmorimori928様の、そのコメントが、

昨夜、当店の女性のお客様の話題に、、、

「渋い、、、」

「カッコイイ、」

「どんな人だろう?」等など、、、

ん〜、ブログのコメントが、店で話題になる。

これは、私も嬉しい事だが、

記事よりも、コメントが、、、

いささか複雑な夜だった、、、



そしてコメントと言えば、

nikkokisuge 様から、

こんなコメントが、ラム酒を家で飲むには、、、

ん〜、ん〜、ん〜、

簡単な飲み方、あるのはあるのだが、


ラム酒、少し複雑なお酒なので、

説明を、、、ん?要らない、、、

まあ、そう言わず、お酒の質問だ。

嬉しいので、お節介だが語らせて下さい、


何から話そうか、それぐらいラムとは、

話題が多い、私はラムをこう例える「自由奔放な酒」


何故なら、ラムはひとまとめに出来ないお酒なのだ。

4大スピリッツ「ジン」、これは、元来マラリアの特効薬とし、

オランダはライデン大学の教授が開発、現在ドライジンが主流、



「ウォッカ」これは、蒸留を重ね、白樺の炭で濾過し、

無味無臭、凍らないお酒、



テキーラ」これは、厳格な「テキーラ法」という、

法律に守られたお酒、「テキーラ法」に漏れたお酒は「メスカル」

と、呼ばれる。


では、ラムは、、サトウキビを、、無い、、

ラム酒は、あるにはあるのだが、これと言った制約が無い、

これは、南国の植民地時代、統治する国家が様々だったのが理由だ。



悲しい歴史も多く、奴隷の売買の、通貨代わり、

18世紀、イギリス海軍のボイラー室の暑さに負けぬよう、

海兵に支給されたのも、ラムだ。

又、日本の黒糖焼酎、ブラジルのピンガもラムの一種になる。



色で分けると、

ホワイト(無色)ゴールド(薄い褐色)ダーク(濃い褐色)



風味で分けると

ライト、ミディアム、ヘビー



又、産地なら、

ジャマイカ、キューバ、ドミニカなど等、


日本にも、小笠原諸島に、「小笠原ラム」なるものがある。

カクテルなら、今年大いに流行った「モヒート」

ミントをグラスの中で、潰し、砂糖を少し、ライムを搾り、ソーダ。

有名なのは、ヘミングウェイの愛した「フローズンダイキリ

ヘミングウェイ自体のレシピがある。


これは、少し家庭では難しい、

では、「キューバ・リバー」「キューバ・リブレ」とも言う、

ラムのコーラ割りだ。ライムを多めに搾る。

レモンなら、単純に「ラムコーク」になる。


キューバ・リバー」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%96%E3%83%AC



ここで、ワンポイント、無色のラムなら、

大きめのグラスに、30〜45mlのラムに対し、コーラを適量だが、

濃い色が付いている。ヘビーラム、ダークラムなら、

1:1ぐらいの割合がいいだろう、

ラム本来の風味があるからだ。後は、好みで、ライム、レモン、



寒い日は、「ホットバタードラム」これも色が付いているラムがお薦め、

ラムのお湯割り、好みで砂糖を入れ、上にバターを落とす。

温まりますよ〜、珈琲や、紅茶などに、ラムを少量垂らしても、美味しいです。



乱文で申し訳ありません。又、機会を見てお書きします。

では最後に、今、当店でお出ししている。

「マスカット・フローズンダイキリ


nikkokisuge 様へ
出来れば銘柄を教えて下さい〜!
初めから聞けばいいのに、、、