黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

真夜中の1本の電話「神話戦士 ギガゼウス」

昨日、久しぶりに、
店が盛況だった。
バーテンダーらしく、
カクテルを作り、
バーボンを注ぎ、
シングルモルトを説明していた。


深夜に差し掛かるころ、
1本の電話が鳴った。
金髪が、面倒くさいな〜
と、言うような素振りで、
受話器を取った。


「関西TVの方からです」
ん?関西TV?
取材か?
今月は雑誌の取材が、
2件あった。
業界誌の「たる」さんと、
情報誌の「ハナコ フォーメン」


いつもそうだが、
取材とは、重なるものだ。
「はい、坂本ですが」
受話器の向こうから、
聞こえた声の主は、
信じられない人物だった。
「神話戦士 ギカゼウス」


「私、関西TVプロデューサー
ヤマオカと申します」


「、、、、」
そう、「神話戦士 ギガゼウス」の、
プロデューサーなのだ。
いや〜、驚いた。
「ギガゼウス」から、
電話が来たのだ。
内容は、この私のブログで、
「神話戦士 ギガゼウス」
を高く評価して頂き、
誠に、ありがとうございます。
との事だった。


確かに、まだまだ少ないだろうが、
このブログは、1日200〜400ほどの
アクセスがあるが、
「ギガゼウス」のアクセスは、
記事を書いた直後から、
推定だが、今日まで、
数千アクセスは越えている。


ほぼ毎日のように、
検索に掛かる。
皆、探しているのだ。
何の前触れも無く始まり、
風のように終わった。
「神話戦士 ギガゼウス」なのだが、
その、インパクトたるや、
凄まじいものがあった。
一体なんなのだろう、
あの番組は、
無気力なヒーロー、
しかし、決して悪ふざけでは無い、


完全な社会風刺だ。
女性隊員が、
自分のブログで、
基地の内部の情報や、
敵の事等、
秘密を露呈させてしまう所など、
大桃さん事件を、
彷彿させる。


しかし、このドラマは、
そういう、今の若者達を、
嘆いているだけでは無い、
逆に信じているのだ。
エピソード1のラストシーン、
一番やる気が無く、
母親に、悪者が暴れている現場に、
車で送ってもらってやって来る。
その隊員が、
敵の母艦に、
体当たりし、散っていく、
正に、究極の自己犠牲、
神風、桜花なのだ。


見てくれや、言葉使いが、
変わっても、日本人としての、
DNAは変わらない、
着物から、洋服に変わろうとも、
中身は日本人なのだ。
今の若者も、
決して、日本人としての、
気概は変わらないはず、
そう信じて、作り込まれている。
崇高なドラマだと、
私は確信している。


確かに面白い、
声を出して笑うだろう、
が、しかし、
作り手が、
何を思い、何を訴え、
何を望んでいるのか、
そう考えると、
一層面白くなるだろう、
実験的なドラマ、
「神話戦士 ギガゼウス」
実験とは、挑戦の事であり、
挑戦とは、賞賛を意味する。


私の知人に、関西では有名な、
構成作家さんがいる。
鶴瓶さんの番組を多く手掛けられている方だが、
その方の言葉を、
思い出した。
「関西ローカルこそが、
全国ネットだ」
意味がわかるだろうか、
発想は全て、関西ローカルにあり、
全国ネットは、
その発想の上に、知名度の高い、
タレントを起用しているだけだという事だ。


そこで告知だ。
その幻の番組「神話戦士 ギガゼウス」が蘇る。
「エピソード1」が、8月27日(土)
AM2:35〜AM3:30
そして、待望の「エピソード2」が、
9月3日(土)と、9月10日(土)の
AM1:35〜AM2:05
という、中途半端な時間だが、
必ず観よう、後悔はしないだろう、
勿論、関西TV 8CHだ。
熱血漢の隊長と、無気力の隊員の温度差が、
見所だ。バブル世代と、草食男子、
実に面白い、今の私とよく似ている。
カウンターから、熱く叫べど、
響かない、、、

同士「ギガゼウス」よ頑張れ!


こんな感じでどうでしょうか、
ヤマオカさん
「ギガゼウス」ファンより、
詳しくはこちらで、
http://www.ktv.jp/gigazeus/index.html
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