黄昏ウイスキー 

大阪は京セラドーム前の大人の小さなBAR「BARin」の日記 

大阪球場 1

ワイルドでかつ、
アグレッシブな時代。
1970年、昭和40年、
まだまだ、ある「筒井康隆全集」
少しづつ、読んでいるのだが、
やはりお下劣だ。
全てでは無いにせよ、
けたたましい、言葉の数々、
そういう時代だったのだ。


今になって理解して来た。
このガサツで、下町のような時代を通り、
幼少を送ったのだ。
昭和50年以降に生まれた人達には、
解らないだろう、
そして、悪夢のような過去が甦った。
1970年、、、
南海ホークス子供会」
心の奥底に封印していた。
筒井康隆大明神のお陰で、
鮮明に思い出した。


ある日、近所の横田君が、言った。
南海ホークスに、子供会ってのがあるねん」
「なんやそれ?子供会?」
「少しのお金で、何回も野球見れて、
帽子とか、色々くれるらしいでぇ〜」
「ふ〜ん」


数日後、横田君と二人、
自転車で、大阪球場を目指した。
綺麗なお姉さんに、お金を渡した。
数枚綴りのチケット、
カレンダー、帽子等を貰った。
まさか、それが地獄の一歩とは知らずに、、、


お姉さんが言った。
「ごめんね、僕、帽子がもうこのサイズしか無いねん」
「いいです。大丈夫です」
と、お姉さんの前では、
爽やかの少年を装った。
しかし、小さい、、、
被ると、頭が、痛い、
ガンガンする。
孫悟空の金の輪のようだ。


帰っておとんに言うと、
ゴムの辺りを切ってくれたが、
今度はブカブカになった。
半泣きだ。
いや、泣いた、、、


そして、待望の試合の日が来た。
勢いよく、自転車を漕ぎ、
二人で、出掛けた。
   つづく、、、
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