黄昏ウイスキー 

大阪は京セラドーム前の大人の小さなBAR「BARin」の日記 

夏休みと8月6日

夏休み、
吉田拓郎氏の歌にもある。
夏休み、
最近知ったのだが、
その歌の隠れた意味を、
ご存知だろうか、
この吉田拓郎氏の歌に隠された。
真実を、
驚いた。
「麦わら帽子は、もう消えた」
「畑の蛙は、もう消えた」
「姉さん先生もういない」


これは何を暗示し、
何を訴えているのか?
それは、氏が広島生まれ、
そこに繋がる。
そう、原爆だ。
原爆を批判している。
だから、麦わら帽子も、畑の蛙も消えたのだ。
そうだったのか、
このインパクトはそこから来ていたのか、
痛烈に驚いた。
特に、「姉さん先生もういない」
のフレーズをそう考え、
改めて聞いたら、
嗚咽が出た。
夏休みが終わり、
姉さん先生も居なくなったと、
思っていたが、
違う、原爆で殺されたのだ、、、
何の為にだ。何の為に殺されたんだ。
ドミノのように、もろく、
城の石垣のように、強固な感情が溢れる。
そして、
一冊の本が頭に浮かぶ、


峠三吉
「原爆詩集」
女学生達の、
変貌した姿を、
赤裸々に書いている。
いや、そんな言葉では表現出来ない、
読むだけでも、
辛いが、
私の愛読書の一つなのだ。
辛いとき、悲しいときに読んでいる。
「としとった お母さん」
一番読むのはこれだ。


何度読んでも、
同じ所で、
涙が流れる。
年寄りの母が、
息子、嫁、孫を探し、
被爆地を歩く、歩く、
夜鳴きうどん屋までして、
一人で育てた。
一人息子、、、
気丈の母も、
根元だけになり、
ぶすぶすくすぶってる。
電柱のそばで、
一人、心が折れる


「ああ もうええ
もう たくさんじゃ
どうしてわしらあ
このような つらいめに
あわにゃぁ ならんのか」


正にその通りだ。
何故だ。何故なんだ、、、
くっそー!
どこに、誰にこの怒りを、
この悔しさを、この悲しみを、
ぶちまければいいのだ!


「ちちをかえせ ははをかえせ
にんげんをかえせ、、、」
と、叫ぶ、炎の詩人峠三吉
その叫び声に、
吉田拓郎氏は答えている。
今日はその事を、
行き場の無い、
全ての感情に付いて、
考える日なのだ。
今日は、、、
いや今日だけでも、、、
それでも待ってる夏休み。

詩集 にんげんをかえせ

詩集 にんげんをかえせ

新編 原爆詩集

新編 原爆詩集

原爆詩集 (平和文庫)

原爆詩集 (平和文庫)

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