今日、又、流木を一人、
編んでいた。
うだる暑さの中、
黙々と、
すると、一人の老人が、
近寄って来た。
おもむろに、声を掛けて来た。
その言葉に、昔に忘れて来た。
落し物を見つけたような気がした。
「あんじょう出来ましたな〜」
「あんじょう」
そう、懐かしい大阪弁だ。
今の大阪弁は、過激な物ばかり残り、
このような柔らかい大阪弁は無くなりつつある。
「あんじょう」
この語源は「味良く」なのだが、
う音便で、「味よう」
と、変化し、「あんじょう」と、なった。
意味は「うまく、具合よく、ちゃんと」
なのだが、料理的な語源である事は確かだが、
もう少し深く、
「味のある文章」や、「人生の味」
など、おもむきや妙味などが、
含まれる。
実に、味わいのある言葉だ。
イライラしたり、
腹がたったり、
そういう事を忘れさせてくれる。
おかんもよく使っていた。
「あんじょうやりや〜」
と、、、、、
▼クリックしてね!
にほんブログ村