ヘミングウェイの、
名作「老人と海」
そのお話が、
実話である。
ドキュメンタリーだ。
与那国島の漁師の生活を、
淡々と描いた作品だが、
実に綺麗で、リアルだ。
その島に、一人の老人がいる。
82歳、カジキを追い求める。
一人、ポンコツの船(サバニ)に乗り、
勇敢に漁に出る。
よその船が、見事なカジキを釣り上げるのを、
尻目に、一人、黙々と、
ばあさんの為に、漁に出る。
しかし、ドキュメンタリーだけに、
過剰な演出が無い、
その分、時間が長く感じる。
かなり、辛い、、、
途中、何を観ていたのか、
解らなくなって来たが、
頑張った、、、
ラストシーン、
これには、参った。
声が出る。
無性に応援してしまう、
ご老体が、現役のラグビー選手に見えた。
凄い死闘だ。
この御高齢で、、、
信じられない、、、
俺は何をしているのだ。
酒を飲み、グダグダ言っている場合か?
「おめえ、馬鹿じゃないのか」、
と、老人に叱られたような気がした。
先人を敬う事も出来ない、
馬鹿な若者には、
このラストシーンだけでも、
観て貰いたい、
男の生き様がここにある。
愚痴を言わず、ただ黙々と、
淡々と、目標に向かい、
成し遂げ、飄々としている。
ワーワーギャーギャー、
あーだ、こーだ、
喚くのではなく、
これが男であり、豪胆と言うのだ。
と、改めて確認出来た。
少々辛い映画だが、
最後まで、諦めず観る事を
お勧めする。
船酔いがキツイ人は、
気をつけて下さい、
リアル「老人と海」
http://rojintoumi.asia/
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