苛立つ、腐る、
腹立たしい毎日、
逃げ込む場所も無い、
断崖絶壁を登りながら、
一息ついた。
気付けば、
前しか見ていなかった。
これじゃダメだ。
DVDを大量に借りた。
寝る時間を削った。
観た
良かった、、、
「クレージーハート」
2010年公開作品だ。
こりゃ相当な大人の映画だ。
ある時点までの、
経験値がなければ、
ただの飲んだくれ親父の日記なのだ。
口だけの若者には、解らない映画だ。
それなりの経験を積むと、
身につまされる。
主演「ジェフ・ブリッジス」
が、実にいい、
もっと過小評価される俳優NO1だったが、
この映画で、主演男優賞を受賞、
いや、それ以上の価値がある。
最初、誰か解らなかった。
歌、ギターが上手い、
なんと、ミュージシャンで、画家で、
写真家、、、
知らなかった、俳優さんだけだと思っていた。
そして、少しブルースよりの、
カントリーソング、
アメリカ南部の情景、
実に綺麗だ。
子供の時は、ああいう所に住む予定だった。
この「ジェフ・ブリッジス」
多分、初めに観たのは、
1974年「サンダーボルト」
か、1976年「キングコング」
だと思う、
そして、1982年の「トロン」
現在の「トロンレガシー」
後は、渋い映画に数々出演しているが、
私がもっとも印象に残っているのは、
1988年「タッカー」だ。
しかし、カッコいい、
メチャクチャいい歳のとり方だ。
こんな親父になりたい、、、
願うだけだが、、、
佐野元春氏や、
泉谷しげる氏も絶賛している
この映画、
必見の価値ありだ。
一つ、バーテンダーとして、
気になる事が、
主人公の愛飲酒、
バーボンだと思うのだが、
「マクルーア」??
聞いた事も、見たことも無い、
バーボンの新種か?
調べた。
これは、架空の酒のようだ。
主人公が、アルコール依存症の為、
大手メーカーや、人気のブランドが、
関わりたくない、と言う事で、
架空のブランドを作ったようだが、
なかなか、格好いいラベルだった。
最後に、
この「ジェフ・ブリッジス」
写真集や、CDの売り上げを、
飢餓に苦しむ子供達に、
送り続けているそうだ。
どこまでも、出来る男だ。
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