黄昏ウイスキー 

大阪は京セラドーム前の大人の小さなBAR「BARin」の日記 

桜花 人間ミサイル爆弾

原発の中で、奮闘されている。
職員の方々、被災地で奮闘されている自衛隊や、
消防局の皆様、本当に頭の下がる思いだ。
正に、「自己犠牲」、
宮沢賢治が、大きく掘り下げた。
テーマ「自己犠牲」
日本人の美徳
しかし、命の軽視では無いだろうか、
東電の、女性社員が被爆したと、
TVから流れていた。
居たたまれない気持ちになったのは、
私だけだろうか?


今、書く時では無いかもしれないが、
今、聞いて頂きたい事がある。


桜の季節の足音が聞こえた途端に、
裏の公園の桜は大声で謳い、
そして美しい桜吹雪、
鮮やかに散った。
その儚さに、人は癒されるのであろう、
その対極に、一つの真実がある。


日本人として、
この悲しい現実をご存知だろうか?
「桜花」日本が産んだ。
最悪の人間兵器「桜花」
「神風」をも上回る破壊力、
この兵器、信じられないだろうが、
ミサイル爆弾に人間を乗せ、
敵艦に体当たりさせる、、、


当時の日本の上層部の精神状態が、伺える兵器だ。
「回天」、人間魚雷、「伏竜」人間機雷
と並ぶ、人間兵器、「桜花」
実験段階でも、多くの死者を出す。


言うまでも無く、当然そうなるのだろう、
音速に達するミサイルに乗れば、
人は失神する。正確な操縦が、
出来ないだろう、
が、この「桜花」が、
大活躍するアニメがある。
松本零士」氏の書かれた。
「コックピット」シリーズ、


「音速雷撃隊 桜花」
何度見ても涙が出る。
時には号泣してしまう、
いつも、苦しい時、
もうダメだと思った時、
このアニメを私は観ている。
今もくじけそうなので、
何度も何度も繰り返し観ている。


たった一発のミサイルに人間を乗せ、
男は飛び立つ、その一発を死守する為に、
多くの男達の命は、母機と共に、
桜の花びらのように散って行く、
そして時が来る。


愛する女性の写真に別れを告げ、
それを胸に抱き、
母機から離れ、ゆっくりとボタンに手を掛ける。
発火!後部より、一筋の閃光が
流れ星のように、放たれた時、
涙は止まらなくなる、、、
数秒後、
野上少尉、戦死、、、、


戦争が善なのか悪なのか、
そんな議論より、
その戦争を戦われた方々、英霊に感謝する心が大事だ。
今、命令で、この「桜花」に乗れと言われ、
乗り込む、そんな事は理解も想像も出来ないが、
それをやり遂げた方々を、弔うと言う意味でも是非、
観て頂きたい、日本人の心の強さを、


桜散る、季節に、、、
「音速雷撃隊 桜花」
「松田博幸」氏が歌う、「悲しい時はいつも」
と、共に、、、
http://www.youtube.com/watch?v=FTf2ZzI_F5c

後書き、
このアニメでは、「桜花」の戦史に、
米艦、空母、撃沈の戦歴は無い、
と書かれているが、
多くの記述にこう書かれている。
出撃回数、10回、
戦歴、米駆逐艦、1隻撃沈
桜花パイロット、死者55名、
母機の搭乗員、死者368名と、
多分、空母では無く、駆逐艦だから、
そういう、後書きになったのだろう、


「神風」や、近年映画化された「回天」等は、
有名だが、「桜花」はあまり、取り上げられない、
被災地にも、人知れず、危険な任務、
作業をされている方々が今も、
おられるのだろう、、、
平穏無事で、こうしている事に、
心が痛い、、、


そしてこの主人公、「野上」少尉、
実在の人物に、「野中」少佐という指揮官が、
おられるが、その方は、この作戦に、
否定的だった方のようだ。「この槍、使いがたし」
と、発言されている。


最後に、最近読んだ新聞記事に、
昔、原発の施設の建設に向った。
職人さん達の中で、その最前線、
放射能を浴びるリスクの高い、
人達を「特攻隊」と呼んだと、
書かれていた、、、、