最近BARの事を良く書いているが、
ドラマ「バーテンダー」でよく検索が掛っているので、
少し話題を変えよう、酒馬鹿のBARのマスターのようだ。
しかし、やたらとやる事が多い、今日この頃なのだが、
それでもこうやって、合間を見つけ、ブログを書き、
犬と遊んでいる。実に慌ただしい日々だ。
こういう時は、心を落ち着かせる為に、
昔の事を思い出すといいらしい、
と、海馬に告げたら、妙なものを引っ張り出した。
一連の「伊達直人」運動の中にその人物はいた。
「愛の戦士 レインボーマン」
ん〜実に懐かしい、「インドの山奥で〜修行して〜」
のテーマソングが、前頭葉を横切っていく、
しかし特筆する点はこの次のフレーズなのだ。
「ダイバ〜ダッタの〜魂〜宿し〜」
どうだ意味が解らないだろう、
そんな軟弱な若者達に、説明しよう、
この「レインボーマン」なる主人公が、
超人的能力を得るのには、師匠がいるのだが、
初めはプロレスが強くなりたくて、弟子入りするのだが、
その人物が、「ダイバダッタ」なのだ。
正式には「提婆達多」(テーヴァダッダ)と発音し、
漢字ではこのように書く、では「ダイバダッダ」とは?
仏教の聖典によれば、釈迦佛の従兄弟という事なのだが、
ようは、弟子の一人なのだ。
が、しかしここからが信じられないだろうが、
お釈迦様のお弟子さん=いい人、、、
NO!
この人物「ダイバダッダ」は極悪人なのだ。
弟子でありながら、裏切り行為を犯す。
その名も「三逆罪」オーなんてこった!
誰も聞きたくも無いだろうが、
弟子に裏切られるとういう気持ちも、
解るし、乗りかかった船だ。
最後まで話そう、「三逆罪」とは?
1「破和合憎」
これは簡単に言えば、宗派を裏切り、
新たな宗派を作ることなのだ。
2「出仏身血」
これは山の頂より、大石を投げ、お釈迦様の
足の指を出血させたという罪
3「殺阿羅漢」
これが恐ろしい、お釈迦様を殺すと言った
「ダイバダッダ」を説得しようとした
「蓮華色比丘尼」(レンゲシキ ビクニ)
この人は女性で、お釈迦様の弟子の
一人なのだが、なんと「ダイバダッダ」は、
鉄拳で殺す、、、
という事なのだが、現代の仏教学では、
この「ダイバダッダ」の捉え方はやや違ったものに
変わってきている。その事をブログに書いている方や、
研究されている方は、非常に多い、
例えば「スケープゴート」所謂「生贄、身代わり」
にされたのではと言う意見も多いが、興味のある方は
自分で検索して下さい、宗教的な事で、かなり根が深いのだ。
では話を進めよう、この一連の悪行により、
「ダイバダッダ」は生きながらにして、
「八大地獄」の最下層「無間地獄」(阿鼻地獄)に落ちる事になる。
この「八大地獄」だが、「八熱地獄」とも言われるのだが、
八というだけあって、八つあるのだが、この「無間地獄」は
他の地獄とは違い、格段と苦しみが違う、この地獄になるには、
父母殺しか、阿羅漢(聖者)殺しが加わるとこの地獄になる。
「無間地獄」に比べると、他の地獄は夢のような幸せだという、
そしてこの「無間地獄」、逆さまに自由落下速度で、落ち到着するのに、
2000年掛かるのだ、、、
そんな師匠を持つ「レインボーマン」とは、、、、
つづく、、、
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