黄昏ウイスキー 

大阪は京セラドーム前の大人の小さなBAR「BARin」の日記 

ドラマ バーテンダー 2話

皆、観ているだろうか?
相葉君主演もドラマ「バーテンダー」なのだが、
スポンサーがキリンさんだけに、
凄まじい事が、展開されている。
「マンハッタン」、、、


私はこのカクテルに関しては、以前も書いたが、
長い年月を費やし、今の時点では納得のいくものが、
出来上がった。名店、老舗、若い人のBAR
色々と周り、研究した。


今思えば、無駄な努力だったかも知れないが、
自分のスキルをアップさせる事は出来た。
何故無駄か、それは飲み手がそこまでは、要求していないという事なのだ。
所謂、自己満足の結果になった。
それを、踏まえるとこのドラマの酒のチョイスも、
ありなのかは知れないが、
「マンハッタン」、、、


信じられない、ベースのウィスキーを見た。
腰が砕けるかと思う衝撃だ。
流石、キリンさん「フォアローゼス」を出して来た。
しかも、ブラック、、、
長い、バーテンダー人生、初見!


なんじゃそりゃ〜、、、
しかし、相葉君が作れば、
私達が作るより、説得力があるだろう、残念!
いくら、スポンサーが、キリンさんだとしても、
少々、やり過ぎではないだろうか?
ここは、素人さんでは無く、プロの方の意見を聞きたいものだ。
バーボン、中でも甘めの日本人対応の逸品、「フォアローゼス・ブラック」


が、スポンサーさんあってのドラマだ。
仕方が無い、ここは目を瞑ろう、
嫌なら、お前がスポンサーになれ、と言う事だ。
しかし、次々繰り出されるカクテル、
「ウィスパー」、「バンブー」、「アドニス」
恐いのは、若い女性がオーダーしたら、
ん〜やはり一言付け加えるべきだろう、
「きついですよ」と、今の若い客層は、
居酒屋のうすーいカクテルか、
ジュースのような、なんちゃらチューハイに慣れている分、
本当のカクテルの味を知らない、


上記のカクテルは、カクテルの中では、
軽いほうだが、本当のカクテルだ。
相葉君が作ろうが、強さは変わらない、
初めて飲んだら、驚くだろう、
これを説明するのが、大変だ。


しかし、驚いたのは、相葉君のミキシングのスピードが、
早くなっていた。秒速が変わっている。
前回とは比べ物にならない、
シェーカーもそうだ。
手が数センチ伸び、速さを増していた。
ん〜演技はともかく、そこには感心した。


しかも、正統派だ。
ん〜うちにも、相葉君が週3でいたら、
年末には、ベンツに乗っているかも知れない、
が、残念な事に変な病に掛かっている。
「死ぬまでモテない君」Mr嫌悪感金髪君しかいない、、、


その「死ぬまでモテない君」にこのドラマを観て、
少し不安になった事があったので、質問した。
単純な事なのだが、よく聞いてくれ、
「君は何故、ミキシングやシェーカーの練習をするのか?」
答えは何だと思いますか?
驚く無かれ、、、
「、、、、、」
ん?
「、、、、、」


こ、答えが無言、、、
な、なんと解らなかったのだ、
もう勤めて7年も8年もなる人間が、
この単純な答えが、解らないのだ。
完全に病気の粋を突き抜けている。
答えは「売り上げに繋げる為」に決まっている。
いや、それ以外にあるとしたら、「自己満足」しかない、


面白から、次の質問をした。
我々はハードシェイクという、
シェーカーを激しく振る技法で、カクテルを作るが、
それはカクテルコンテストでは用いられない、
ドラマで、相葉君が振っているような振り方を、
コンテストではするのだが、


では何故そのような振り方で、振っているのか?
言葉は悪いが、邪道と言えば、邪道になる。では何故?
解るだろうか?
モテない君は下を向いている。
そして「、、、、、」
やはり、無言、答えがまるで解らないのだ。
それは他店との、差別化をする為だ。
では何故、他店と差別化をするのか、


「、、、、」
答えはナッシング!
目を覚ませ、もうすぐ40歳になるぞ!
彼の本当の目的が、大阪での嫁探しである以上そういう事になるのは、
必然なのだが、それでも酷すぎる失態だ!
売り上げに繋げる為だよ!馬鹿か!
自分の馬鹿を棚に上げ、既に相葉君には
上から目線を発している。
一段昇格して、「死んでもモテない君」にしよう、、、


が、しかし世のバーテンダー諸君、
私も含めてだが、今、相葉君がどこかのBARにアルバイトで入ったら、
仕方が無い事だが、行列が出来るだろう、それも女性ばかりの、
これは決して否めない結果だ。
BAR=売り上げなら、完敗なのだ。


しかし、それだけでは無い、
では何だ?
その明確な答えを探すために、
今日も店に入り、カクテルを作るのだ。
全ては誘いの元に、、、、