大正区で今や、名店とされるお店がある。
43号線の近くにある。
「レストラン晃市」だ。
マスターとは長い付き合いになる。
もう20年以上だ。
最近ご無沙汰だったので、行って来た。
早い時間だったが、店は満席、
大繁盛していた。
予約がなかったら、難しい状況だ。
この不景気にたいしたものだと、感心した。
金曜、土曜は完全に予約が無かったら、
入れないそうだ。
いや〜頭の下がる思いだ。
そしてこの店には思い入れがある。
過去3回程改装しているが、
私が全てデザインして来た。
今のデザインは10数年前、
拘りのマスターだけに、
殆どが、手作りだ。
手作りのワイングラス掛け、
鉄筋を溶接して作った。
この迫力で今もワインはかなり出るらしい、
そして、手作りブラケット
これも鉄筋でわざと不規則に溶接した。
なかなか味がある。と、自分でも思う、
そしてこれも手作りブラケット、
これは鉄板と鉄板を溶接、
上の鉄板を曲げ、丸みを付けた。
ん〜この頃はかなりの数の店舗をデザインしていたので、
頭が冴えていたのだろう、
圧巻はこれだ!
マスターの要望で、私自ら作った。トイレの中にある。
ち○このオブジェだ。
こちらは2回目の改装の時の作品で、
20年近く経っているが、
全く形は崩れていない、
これを作るのに、一度失敗し、
丸四日程掛かった。
これは職人さんには出来ない、仕事だ、、、
日本中でもち○このオブジェが作れるのは、
そういないだろう、
しかし、ち○こを頼まれたのは、初めてだ。
苦労した。
水道の排水パイプで形を作り、
セメントを少し硬めに加減しながら練り、
セメントを短時間で固める。
薬剤を使い、少しずつ丁寧に積み上げていった。
盛っては休み、盛っては休みの連続だ。
最後はサラサラのセメントで艶を出した。
結果、目立つヒビは今も見当たらない、
このトイレは他にも、色んな所に、
アイデア満載の自慢の作品だ。
しかしやはり、どんなに凝っても、お客さんが入らなければ、
意味が無い、その点この店は、満足な結果だ。
良かった。マスターの顔色も良かった。
やはり同じ人間がデザインしている。
当店の入り口とよく似ている。
ドアはそっくりだ。
行きたい方は店で、場所と電話番号を教える。
私の自信作「レストラン晃市」を是非見て欲しいものだ。
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