黄昏ウイスキー 

大阪は京セラドーム前の大人の小さなBAR「BARin」の日記 

酒通信 グラッパ

実に暇な日々が続く、あまりに暇なお陰で自分の人生を
つい振り返ってしまう、何故日々カウンターに立っているのか?
不思議に感じてしまう、例えば違う人生を歩んでいたとしたら、
さあどこで、レールを乗り変えたのか?
きっとあの時だ。長く悩んだ時期がある。
と、つまらない事を考えていても仕方ないので、
これだ!

この美しいフォルム、イタリアの酒なのだが、
流石にフェラーリの国、このデザイン、この感性
前のラベルの真ん中が、開いているのだが、
裏のラベルと重なると、そこに入るようになっている。

いや〜実に幻想的なデザインだ。
だが、日本ではなかなか馴染みのない酒、
グラッパ」なのだ。「グラッパ」とはブランデーを
作る際のブドウの絞りかすを、発酵させ、蒸留させた
「カス取りブランデー」等と言われるのだが、
そういう呼び名では、かなりイメージが悪いのだが、
フランスでは「マール」と称される高級酒にして、


なかなかの美酒だ。
そしてこの「グラッパ」の名は
グラッパネッビオーロ・ダ・バローロ・ボッキーノ」
名前の中に聞いた事のあるフレーズが無いだろうか?
そう、「バローロ」イタリアを代表する。
最高級ワインの一つ、「バローロ
このグラッパは「バローロ」のブドウの絞りカスで作られている。
高級なグラッパだ。もう一つのフレーズ、
「ボッキーノ」この蒸留所も、イタリアでは有名な蒸留所で、
設立は1898年、イタリアでは、
グラッパのボッキーノ」と呼ばれている程だ。


あまり、木製の樽で熟成する事は無く、
透き通る無色透明なのだが、
なんとこの「ボッキーノ」蒸留所は、
最長30年熟成物まで出しているのだが、
恐ろしく高い値段を提示している事も確かだ。


気になる味わいなのだが、
やはりグラッパは、香りだ。
香りが高く、強烈な方がいいと私は思う、
その点このグラッパは、すごくいい、
驚くぐらいに、香りが高い、やはり高級品なのだ。
何かの花の香りなのだが、ん〜思い出せない、
いや〜いつまでも嗅いでいたくなる香りだ。


して、味わいは、ん〜実にエレガントだ。
が、しかしこの味わいが解る方は、
正直少ないだろう、今まであまり出会わなかった酒
グラッパ」その中でも、伝統ある「ボッキーノ」蒸留所にして、
最高級クラスのブドウを持つ「バローロ」が、
あなたの挑戦を待つ、、、