黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

嵐が去り静寂が訪れる。


日本の夜明けぜよ!
ん?
三日間の大盛況に比べ昨夜は無血開城後の
江戸城のように静寂が訪れた。
ウィスキーのおいしい季節なのだが
暇だ、、、、
まあ疲れたのだから一休みなのだ。
こう毎日のように書き込むと
なかなか書くことが無くなるのだが
こういう時こそ書かなければ
スキルアップにはならない


TVはチリの落盤事故救出のニースが続くが
ああいう光景は無条件で感動するのが不思議だ
日常にチリの事は殆ど考えた事などないのだが
やはり同じ人間なのだ。
救出カプセルの名前が「フェニックス」という
ベタな所が少し気になった。「不死鳥」は日本では美空ひばりさんの象徴だ。
だが一刻も早い救出を願うのは皆同じだろう。
サンダーバード」が実在すればその日に助かったのだろうが
悲しい事にあれは人形劇なのだ。


次々に引き上げられるが皆すこぶる元気だ
印象的なのはチリの人々の異常に高いテンションだ。
日本人ならタイガースが優勝した時ぐらいだろう
何事も無く最後の一人まで助かる事を心から祈る。


とダラダラと書いているのだが最近この文章を見つめ直している。
文法など全く判らないし何も考えていない
これではダメじゃないかと思うようになった。
が勉強の方法も判らないのでこのPCという
便利な道具を使い過去に影響を受けた文豪達を今調べ直している。
まずは「宮澤賢治」の朗読を聞いたやはり胸に響く
そして「荘子」をインターネット図書館なるもので読んでみた。
次に多分この人が私の文章の骨格を作っているのでは
ないだろうかと思われる「坂口安吾」だ。
久しぶりに「堕落論」を少し読んだ。分かるような分からないような
やはり微妙だ。がこの三者とも私が思うには共通点がある。


言葉は悪いがひねくれているというか皆斜めから物事を見ていると思う
宮澤賢治」は「注文の多い料理店」で子供目線から見ても楽しめる
童話を書いたがその於くには西洋諸国に憧れ何でも言うと通りにしていると
しまいに侵略されると警鐘を鳴らしいる。
荘子」は何度も書いているが「無用の用」の逆説的な物事の考え方
そして「坂口安吾」は赤穂浪士徳川幕府切腹という老婆心に於いて
現在も英雄視されていると書き、堕ちるところまで堕ちそこから自分
独自の武士道を掴めとこれも逆説的なのだ。


私がコラムを書いている「泉尾だより」の「果たしてウルトラマンは正義なのか?」
とういうテーマはこの「坂口安吾」の「堕落論」から来ている事は明白だ。
まあ色々と又自分なりに考え勉強し、より面白いものを書こうと思っていますので
よろしくお願いします。


坂口安吾」から赤穂浪士を調べていて面白い事を発見した。
当時の幕府の知識人達がこの切腹に対して意見が分かれる。
なかなかの論争が展開されるのだ。
もう少し調べたら書こうと思う
乞うご期待!


10周年後暇になりそうだ。時間があれば来て下さい!
では又明日!