黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

泉尾だより 9月号 長い研究の果てに、、、、

大阪府済生会泉尾病院は
大阪市大正区の大型総合病院だ。
その病院の広報誌に「泉尾だより」なるものがあるのだが、
そこに毎月コラムを連載させてもらっている。
最初は酒のコラムだったが
最近は30代〜50代をターゲットにサブカルチャーとして
ウルトラマン」を書いているのだが
これは病院の職員で当店の常連氏N氏からの依頼で
ウルトラセブン」を書いて欲しいとの事だったが、
不朽の名作「ウルトラセブン
が名作と言われるのには「ウルトラマン
の時代に視聴率と子供達に教えなければならない
「正義」の価値観に矛盾を抱く脚本家、監督、
力こそ正義敗戦国日本の米国への憧れ、
だが70年代そのアメリカがベトナム戦争に突入する。
何が一体正義なのか?
次々とあいまいな理由で怪獣を殺す
ウルトラマン」そこで「ウルトラセブン
の最大のテーマが
ベトナム戦争の真っただ中にウルトラセブンが現われたら、
果たしてセブンはアメリカ、ベトナムどちらの味方をするのか?」
というものになる。
これは色々な本を読んだ結果の私なりの推測なのだが、
アメリカは侵略するが、
次々とベトコンにより殺戮されるのはアメリカの兵士達なのだ。
セブンは侵略者を追い払うのか?
目の前で撃ち殺されそうな若きアメリカ兵を助けるのか?
もう少し複雑なのだが簡単に言えばこういう事なのだと私は理解している。
幕末の幕府と尊王攘夷派との物の見方の違いである。
少し飛躍するのだが「
坂本龍馬」が「ウルトラセブン」なのだ。
ある事に努力しあるものを倒しそして大きなものを救う
メトロン星人の話ではモロボシ ダンが話し合いをする。
ダンは宇宙人もちろんメトロン星人も宇宙人だ。
これを幕末とすると薩摩人と長州人のように思われる。
そして幕府が地球人なのだ。
というような興味の無い人には全く理解できない事を毎日考えている
私は狂ってるのだろうか?
とだらだらと「ウルトラマン」を語ったが、
今回は「敬老の日スペシャル」
と題して「道元禅師」の事を書いた。
以前も飽きが来ないようにとの私の配慮から
「幕末の私が認める英雄」や故「石ノ森章太郎」先先
の事などを書いたが今回は映画「禅ZEN」を紹介した。
今現在本当に混沌とした世の中なのだ。
そこに「あるがまま」の「道元禅師」の
言葉は響いた。そしてこの監督が「高橋伴明」氏だ。
デビュー作「TATOO 刺青あり」
は衝撃の作品だった。
そして奥様は高橋恵子関根恵子)さんだ。

だが驚いたのは私の従兄に「坂本慎平」なる者がいるが
、世界で活躍するジャーナリストだ。
その彼が「高橋伴明」監督と面識があった事だ
元来彼は大物漫画家や日本に於ける文化人、
著名人との交流があるのだが、
監督の現在の新作映画「BOX 袴田事件」の記事も書いていた。
その事を今回は取り上げたのだ。
そして現在発売中の雑誌週刊「金曜日」や
9月1日発売の「正論」には浅田次郎氏の
「終わらざる夏」に関する書評コラムも書いている。
そして昨日発売の「歴史群像
10月号の130Pにも彼の友人で
「世界の日本人ジョーク集」などのベストセラーもある
「早坂 隆」氏のインタビュー書評も発表している。
是非一読して戴きたい。
尚私のコラムが連載されている「泉尾だより」
済生会泉尾病院内か当店に置いていますので、
興味のある方は無料ですので持って帰って下さい。

終わらざる夏 上

終わらざる夏 上

終わらざる夏 下

終わらざる夏 下

世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ)

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続・世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ)

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世界反米ジョーク集 (中公新書ラクレ)

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