まさに機知に富む、
ストーリー展開、
この数年の朝ドラでは、
最も秀逸な作品で無いかと、
私は思う、
しかし、あの短時間の中で、
大なり、小なり、
山場を作る。実に緻密であり、
見事だと、物語を越え、
そこに感動を覚える。
要所、要所に現れるラーメン、
と、鶏の絵が、
かなり長い時間映し出されるなど。
暗示的なシーンも印象的、
徐々にラーメンに近づいて行く、
コマの積み重ね方、
塩を用い、ラーメンの味を、
変えるシーン等、
人生そのもの、色んなスキル、
経験を積み、人は大きくなる。
恐がって何も始めない人、
何かを初めて失敗する人、
しかし、その失敗を、
自分の血肉と知識に変えれるか、
長いようで、短い人生だ。
が、苦労してでも、何かを始め、
自分で自分の人生を、
自分のキャンパスに描く、
不安定で、ワイルドなようで、
実は、芸術的な事なのかもしれない、
その暗示が「要潤」さん演じる画家なのかも、
等と考えると、
やはり、考え抜かれた構成、
脚本だと、
そして、最大のポイントは、
誰が敵で、誰が味方か、
いや、敵が味方で、
味方が敵、人生の縮図である。
要は出会いのタイニング、
それは、何度も、何度も、
私も経験して来たし、
日本のみならず、
世界の歴史が教えてくれている。
果たして、チキンラーメンは、
いつ出来るのか、
より、脚本家「福田靖」氏の、
ストーリー展開に目が離せない、
やはり、一流のプロは、
凄いと、毎日感心しながら、
観ております。
いや、百福さんも尊敬しております。